「日本一安全で安心の奈良を」、3年ぶりの県警年頭視閲式で本部長訓示
2016年01月8日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
奈良市の奈良公園で7日、県警の年頭視閲式が行われ、280人の警察官や機動隊員らが勇ましい分列行進を披露。羽室英太郎本部長の視閲を受け、県内の治安を守る決意を新たにした。
視閲式は平成25年以来3年ぶりに開催。拳銃や手錠、警棒などの装備品や服装をチェックする通常点検のほか、警察官の逮捕術訓練や管区機動隊による部隊訓練が実施された。
羽室本部長は訓示で、「各部隊員の気迫ある姿に接し、頼もしく感じた」とし、刑法犯認知件数が約10%減少した一方で、子供や女性、高齢者を対象とした犯罪が深刻化していると指摘し、「地域社会と一体となり、日本一安全で安心して暮らせる奈良を実現したい」と力を込めた。
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