暖冬ですが山頂は〝銀世界〟 三峰山霧氷まつり始まる 御杖村
空気中の水蒸気が凍り、樹木に付着する霧氷が見られる御杖村・三峰(みうね)山(1235メートル)の「三峰山霧氷まつり」が9日~2月28日の間の土曜・日曜・祝日に、麓のみつえ青少年旅行村で開催される。
三峰山は室生赤目青山国定公園内にあり、なだらかな稜線を持つ初心者でも登りやすい山。冬の間は木々に付着した霧氷で、鮮やかな光景が見られる。
霧氷まつり初日の9日は、午前9時15分から山開きのセレモニーがあり、地元の物産展のほか、野菜汁の振る舞いが予定されている。みつえ温泉「姫石の湯」の入浴割引券のプレゼントもある。
期間中のまつり開催日は計18日(18回)。23日にはぜんざいの振る舞い、2月11日にはもちつき大会が予定されている。
また、登山者には登頂記念スタンプカードを発行。登頂回数に応じて記念バッジを贈る。霧氷まつり開催に合わせ、近鉄榛原駅から会場まで奈良交通臨時直通バス「霧氷号」(片道1350円)が1日2往復運行される。
村観光協会によると、今年は暖冬で雪が少ないものの、山頂付近は霧氷ができるのに必要な氷点下の環境になっているという。登山時間は往復約4時間(アイゼン必要)。問い合わせは同協会(☎0745・95・2070)。
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(関西のニュースは産経WEST http://www.sankei.com/west/west.html)