日本一安全な町づくりへ キッズポリスが一役 下市、大淀、吉野のCATVで放映
17日で発生から21年となる阪神大震災を前に、吉野署が「キッズポリス」の幼稚園児や「犯罪抑止啓発ランナー」の小学生による防災啓発番組を収録した。阪神大震災を機に設けられた「防災とボランティア週間」(15~21日)の期間中、下市町、大淀町、吉野町のケーブルテレビを通じて1日に4回放送される。
地域住民に災害時のボランティア活動や自主防災への理解を深めてもらおうと企画。収録に当たり、下市町立下市幼稚園の桝井怜愛さん(6)と大淀町立大淀東部幼稚園の松田航くん(6)の2人を1日警察官の「キッズポリス」に任命した。
下市町役場の情報センター室で行われた収録には、吉野署の坂口正和署長と署の犯罪抑止啓発ランナーの小学生児童4人も参加。「避難するところを確認してください」「災害に備えて日頃から準備が大切です」などと呼び掛けた。
坂口署長は「日本一安全な町作りのため、放送を見て防災意識を高めてほしい」と話していた。
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