障害持つ子供の思春期を考える 31日に生駒市で講演会
2016年01月25日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
障害を持つ子供たちへの性に関する教育や支援について考える講演会「障がいのある子ども達の思春期と性」が31日午後1時から、生駒市の生駒コミュニティセンター文化ホールで開かれる。
同市で障害を持つ子供を対象とした放課後等デイサービスを運営する一般社団法人「無限」が主催。担当者によると、障害のある子供たちは自身の心や身体のしくみを理解することが難しく、正しい知識を持たないままに犯罪に巻き込まれるケースも少なくないという。
当日は、広島市で産婦人科クリニックを開業する医師の河野美代子さんが講演。障害のある少年少女が望まれない妊娠や出産をする現場を数多く見てきた経験などから、思春期の障害者への適切な性教育や、周囲の大人たちの向き合い方について考える。
担当者は「障害を持つ子供たちにとっても、性の問題は避けては通れないこと。多くの保護者に参加してもらい、ともに勉強していきたい」と話している。
参加費500円。問い合わせは「無限」(☎0743・85・6664)。
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