【高校野球】「ベスト4以上目指す」、選抜出場の智弁ナイン必勝誓う
第88回選抜高校野球大会の出場校に選ばれた智弁学園(五條市)の選手らは喜びを爆発させ「ベスト4以上を目指し、近畿大会で敗れた大阪桐蔭にリベンジを果たしたい」と決意を語った。大会は3月20日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕する。
同校には午後3時半ごろ、選考委から出場決定を伝える電話が。中川敏男校長は「ありがたくお受けいたします」と返答し、雨天練習場に集まった選手らに「おめでとう、センバツ出場です」と告げると、歓声が沸き起こった。
岡沢智基主将(2年)は「秋は大阪桐蔭と当たるまで負けなしで、心に隙があった。大阪桐蔭にリベンジを果たし、ベスト4以上目指す」と意気込みを語った。140キロを超える直球とキレのあるスライダーが武器のエース、村上頌樹選手(2年)は「思い切りのよさと力強いまっすぐが自分の武器。甲子園では三振を多く取る投球を見せたい」と気合十分。小坂将商監督は「選ばれたからには1戦1戦勝ち上がっていけるよう頑張ります」と話していた。
智弁学園は、昨年の秋季近畿地区高校野球大会の県予選で優勝。近畿地区大会に出場し準々決勝まで勝ち進んだが、大阪桐蔭(大阪府)に敗れ、ベスト8の結果を残していた。
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