「ニーズがある場所が重要」リニア中間駅を奈良市に 仲川市長が荒井知事に要望書
2016年02月2日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
奈良市や市内の社寺、経済団体などでつくる「リニア中央新幹線奈良駅設置推進会議」会長を務める仲川げん市長らが1日、リニア中間駅の奈良市設置実現などを求める要望書と決議書を荒井正吾知事に手渡した。
推進会議は平成25年5月に発足、26年12月にも知事に要望活動を行っており、県庁を訪れた仲川市長は「中間駅は、最もニーズがある場所に作ることが重要で、それは県内の中心地である奈良市」と述べた。
要望書を手渡した後の会談は非公開とされたが、仲川市長によると、荒井知事は「政治的ではなく合理的、客観的に決めるべきだ」と応じたが、県内の候補地統一には触れなかったという。
県内の中間駅をめぐっては、奈良市のほかに大和郡山市、生駒市が誘致活動を展開している。
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