現職と新人で舌戦スタート 高取町長選告示 7日投開票
2016年02月3日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
任期満了に伴う高取町長選が2日告示され、新人で元町議会議長の森下明氏(62)と、3選をめざす現職の植村家忠氏(72)=自民推薦=の2氏がいずれも無所属で立候補。ともに町中心部で出陣式を行い、現職と新人の一騎打ちの選挙戦が始まった。
森下氏は「住民目線の行政運営」をかかげ、高齢者の生活支援・子育て支援のための福祉予算の充実、健康づくりができる住民サロンの開設、移動スーパーと乗り合いタクシーの導入などを主張している。
一方、植村氏は行財政改革による町財政健全化など、2期8年の実績を強調。最先端がん治療施設の誘致や、観光と連動した医療ツーリズムの推進による地域経済の活性化などを公約にかかげている。
投票は7日に町内7カ所で行われ、同日午後9時から町文化センターで即日開票される。2月1日現在の選挙人名簿登録者数は6085人。
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