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「ギャンブル断ち」したい人へ 依存症治療 ワンネスグループが夜間コース開設


 依存症者やその家族らの支援を行う一般財団法人「ワンネスグループ」(大和高田市)が、週1回の夜間プログラムに通って「断ギャンブル」を目指す全28回の夜間治療コースを開設した。依存症治療は施設入所が基本といい、夜間コース設置は同グループで初めて、全国でも珍しいという。同グループの三宅隆之副代表は「依存症治療の間口を奈良から広げていきたい」としている。

 夜間コースは、原則毎週水曜日の午後7時~9時、大和高田市の同グループ施設で実施。先月20日に第1回が行われ、6月末までの全28回で「断ギャンブル」を目指す。

 治療は、「なぜのめり込むのか」「何がストレスになっているのか」などをグループワークを通じ自覚する「回復のためのワーク」。金銭管理や、本人や家族へのカウンセリングなども行われる。

 同グループではこれまで、ギャンブル依存症の治療は生活習慣などを根本から変える必要があるため、入所して約1年半かけて実施。だが、休職や退職を余儀なくされるため、入所に至る相談者は10人に1人未満という。

 厚生労働省の調査では、国内のギャンブル依存症者は536万人と推計され、成人全体の4・8%。だが、同グループへの相談件数は昨年1年間で209件にとどまっている。三宅副代表は「相談の9割は本人ではなく家族だが、休職や退職となると躊躇する人が多い」といい、「まず通って、それでも治らなければ入所を検討してもらい、少しでも治療への間口を広げていきたい」としている。

 夜間コースの費用は25万円、定員10人で、2月中旬までは途中参加可能。また、マンツーマンの面談でギャンブルの「節制」を目指すコースも4月以降に開設予定という。問い合わせは同グループ(☎0745・24・7766)。ホームページはhttp://oneness-g.com/

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(関西のニュースは産経WEST http://www.sankei.com/west/west.html)

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