赤鬼が夜行バスのシートベルト点検 軽井沢のバス事故受け奈良署
2016年02月5日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
長野県軽井沢町のバス転落事故を受け、奈良署などは3日夜、近鉄奈良駅の夜行バス乗り場で利用客にシートベルトの着用を呼び掛けた。
節分にちなみ、署員が「福は内、事故はなし」と書いたたすきを掛けた「赤鬼」にふんして登場。近鉄奈良駅前から関東へ向かう高速バス車内で、利用客約30人のシートベルト着用を確認しながら、福豆や啓発グッズを配った。
就職活動のため東京へ向かうという生駒市の大学3年、金子祐美さん(21)は「軽井沢の事故があったので、値段や安全性を考慮しながらバスを選んだ」と話していた。
【関連記事】
「シートベルトは命綱」 バス転落事故受け群馬県警が重要性訴え
【軽井沢スキーバス転落】バス運行会社、事業許可取り消しへ 違反33項目、関越事故以来2件目
【軽井沢スキーバス転落】運賃契約、実態を全国調査 バス、旅行会社400超 国交省、事故再発防止で
(関西のニュースは産経WEST http://www.sankei.com/west/west.html)