古事記テーマに熱演 西大和保育園で「お遊戯会」
2016年02月7日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
西大和保育園(河合町)の園児が「古事記」をテーマにした演劇などを披露するお遊戯会が6日、王寺町の白鳳短期大学体育館で開かれた。日頃の練習の成果を見せる園児たちの姿に、集まった約400人の保護者らは大きな拍手を送っていた。
お遊戯会は平成23年の開園以来、毎年開催し、今年で5回目。同園では子供たちに日本文化への理解を深めてもらおうと書道、茶道、剣道などの伝統文化を教えている。日本の成り立ちについての歴史にも親しみ、お遊戯会のために約1カ月間、神話の朗読も行ったという。
この日は4歳児の年中クラスの園児30人が大国主命が根堅州国で須佐之男命による試練に耐え、須勢理毘売と結ばれるまでのストーリーを、古代風の衣装を身にまとい、元気いっぱい演技した。
長男の天星くん(5)の熱演を観劇した平群町の会社員、橘直己さん(43)は「息子は須佐之男命を最後まで大きな声で演じていました。去年は緊張してきょろきょろしていたが、今日は堂々とした姿で成長を感じました」と話していた。
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