広目天が近鉄奈良駅に登場 大立山まつりの四天王像
2016年02月10日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
奈良市の平城宮跡で先月29日~今月2日に初開催された「奈良大立山まつり」で、会場を巡行した四天王の人形(大立山)1基が、近鉄奈良駅1階のコンコースに展示されている。28日まで。
邪鬼を踏みつけた「広目天」で、高さは約4メートル。鮮やかな色の装飾が施された人形に奈良市の無職女性(75)は「びっくりした。きれいで迫力ある姿ですね」と見入っていた。
ただ、人形には肝心の「大立山まつり」で使われたという説明書きはなく、観光客からは「これは何なのか?」と不思議がる声も。県は現在、説明パネルを作成中という。
別の人形「多聞天」も11日から、県庁1階エントランスホールで27日まで展示される。
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