【ガムシャラ バンビシャス】「シュートで終わるプレーを」衛藤HCがハッパ 負けられない大分戦
昨季王者と対戦したホーム2戦目は、延長戦までにもつれる展開でまさに「死闘」だった。
1Qをリードで終えたバンビシャスは2Qに逆転を許すも、3Qでリードを奪い、4Qも一時9点差に広げ勝ちが見えた。しかし、ターンオーバー(途中で相手に攻撃権が移ること)から同点とされ、残り17秒からの浜松の攻撃をアシュビーが必死で阻止した。延長戦は一進一退の攻防だが、確実に得点した浜松の前に勝ちを逃した。
「4Qの残り1分の映像を何十回と見た」と悔しさをにじませる寺下は、「接戦を落とす試合が多いのは、リードすると守りに入ってしまうからだ。勝敗を決める場面で自分がシュートを絶対に打つ」と気持ちを引き締める。
また、衛藤晃平ヘッドコーチ(HC)も「勝敗を分ける場面にシュートで終わるプレー」の必要性を強調し、チームにハッパをかける。次節の大分戦は衛藤HCも「大きな関門」と位置づける重要な戦いだ。
大分はシーズン途中にHCが交代したものの、その後は上位の大阪、沖縄、滋賀にいずれも1勝1敗とし、西地区の台風の目。ホームで連敗したバンビシャスが勝利をつかむことは簡単ではないが、プレーオフ進出を争うチーム同士では、直接対決の勝率がものを言うため、負けられない。衛藤HCは「ここまでビルドアップしてきたことをどこまで出せるかが重要」と力を込めた。
【次の試合】
大分・愛媛戦=13日午後6時、14日午後2時▽会場=愛媛県東温市ツインドーム重信
◇次のホーム戦はバンビ女子DAY 20、21日に橿原公苑第1体育館で開催される高松戦の2階自由席を女性限定で千円で販売(通常前売1800円)中。電話かバンビシャスのホームページの専用フォームから申し込める。選手がこの日だけの特別なユニホームを着用するほか、「女子が主役」の楽しい企画がめじろ押し。
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