和太鼓、琴、日本舞踊…伝統芸能を披露 奈良市でこども文化祭
2016年02月21日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
県内で伝統芸能を習う子供たちが舞台に立つ「なら100伝統芸能こども文化祭」が20日、奈良市のなら100年会館で開かれ、幼稚園児から高校生までの80人が日頃の稽古の成果を披露した。
各伝統芸能の垣根を越えた交流を目的に奈良こども伝統文化協会などが昨年から始め、今年で2回目。この日は、奈良市や明日香村などの教室で伝統芸能を学ぶ子供たちが参加した。
ステージで子供たちは八雲琴や尺八、和太鼓の演奏、日本舞踊などを次々と披露。集まった約300人の観客からは温かい拍手が送られていた。
協会の藤間巡子会長は「子供たちが分野の垣根を越えて交流し合うことで伝統芸能の継承につなげられれば」、奈良市内から訪れた主婦、竹田かほるさん(73)は「演奏や舞を見ていると子供たちの一生懸命さが伝わってきて感動しました」と話していた。
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