練行衆が「花ごしらえ」 仏前に供えるツバキ 東大寺のお水取り
2016年02月24日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
「お水取り」で知られる東大寺二月堂(奈良市)の修二会の本行を前に23日、仏前に供えるツバキの造花をつくる「花ごしらえ」が行われた。
「練行衆」と呼ばれる僧侶らが、戒壇院別火坊の広間で作業を開始。造花は芯の木片に黄色い紙を巻き付け、赤と白の和紙で花びらに見立てたもの。
丁寧に仕上げられた〝花〟が並べられていくと、広間は華やいだ雰囲気に。練行衆は「別火」と呼ばれる前行中。3月1日から2週間の本行に入る。
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