腹式呼吸がコツ、スポーツ吹き矢で健康づくり 奈良で第1回県大会
吹き矢で的を狙い点数を競う「スポーツ吹き矢」の第1回県大会が、奈良市の市中央体育館で開かれた。約150人の参加者が、真剣な表情で的をめがけて矢を飛ばした。
スポーツ吹き矢は、平成10年に日本で始められ、競技人口は約4万3千人。長さ120センチの筒に息を吹き込んで矢を飛ばし、当った的の合計点数の高さを競う。
勢いよく矢を飛ばすためには腹式呼吸が重要なことから健康にもよいとされ、年齢を問わずに楽しめるのが魅力だという。
大会では1~7点の的をめがけ、3分間に5本の矢を放ち、6回繰り返して合計点数を競った。参加者は深呼吸しながら1本1本集中して矢を吹いていた。
県スポーツ吹矢協会の奥村丑松(うしまつ)顧問(82)は「いくつになってもできるし、若い人にも負けない。こんなに楽しいスポーツはありません」と話していた。
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