奈良伊賀地域で産経新聞の購読試読・求人案内。

産経新聞 奈良県伊賀地区専売会産経新聞 奈良県伊賀地区専売会

産経新聞グループ各紙のご購読はこちら 0742-24-2214

専売会について専売会について各専売店の紹介各専売店の紹介地域貢献地域貢献求人内容求人内容購読・試読サービス購読・試読サービス

sanbai-02.jpg

子供の貧困対策へ本腰 学習支援など 県が計画素案公表


 県は、18歳未満の子供の貧困対策を推進しようと今年度中の策定を目指す「経済的困難な環境にある子どもを支援する奈良県計画」(仮称)の素案を公表、パブリックコメントを受け付けている。3月3日まで。

 素案は平成26年に施行された「子どもの貧困対策の推進に関する法律」に基づき作成。昨年7月から今年1月まで、有識者でつくる対策会議で具体的な内容が話し合われた。

 計画の実施期間は今年4月から33年までの5年間。主に生活保護を受給している家庭や経済的に困窮しているひとり親世帯の子供を重点的に支援し、行政と地域が連携して施策を推進することを目指している。

 その1つが学習支援だ。家庭内の教育が不十分だったり、勉強する意欲が希薄だったりして大学進学率が低い現状を改善しようと、学習ボランティアによる学習支援などで家庭教育を補完。子供の悩みを受け止めるため、スクールカウンセラーによる「心の教育」の充実や、中高生が気軽に相談できるメール相談窓口の開設も構想されている。

 このほか地域住民や企業、大学による体験活動の提供、子供が放課後や土、日曜に気軽に集まり、食事もできるような居場所づくりも盛り込まれている。

 県によると、県内で生活保護を受給している世帯の子供は26年7月現在で約3千人。また、経済的理由で就学援助を受けている子供は27年3月現在約1万2590人で、いずれも近年ほぼ横ばいとなっている。ひとり親世帯のうち、年収200万円以下の子供は約8千人と推計され、全体の約3・8%を占めるという。

 素案は県こども家庭課のホームページのほか、県庁や橿原総合庁舎、吉野町中央公民館などで閲覧可能。所定の用紙に意見を書き同課にメールかFAX、郵送する。問い合わせは同課(☎0742・27・8678)。

【関連記事】

 子供の貧困、全国最大6万人規模調査 ワースト2の大阪市、実態把握し対策検討

自民「1億総活躍」会合を17日再開 参院選重点区で対話集会、選挙対策も

【教育動向】子どもの貧困対策は国民全体の利益に

【主張】出生率1.8目標 「掛け声」に終わらせるな

(関西のニュースは産経WEST http://www.sankei.com/west/west.html)

求人情報求人情報
購読・試読のお申込み購読・試読のお申込み
お問い合わせお問い合わせ

産経新聞各紙
産経新聞産経新聞
サンスポサンスポ
Business iBusiness i
夕刊フジ夕刊フジ

グループ各紙
月刊TVnavi月刊TVnavi
MOSTLYMOSTLY
正論正論
週刊ギャロップ週刊ギャロップ

産経でんき産経でんき


読もうよ新聞読もうよ新聞

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。