近鉄榛原駅前に観光拠点施設整備へ 宇陀市が予算盛り込む
2016年03月4日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
宇陀市は178億9千万円の平成28年度一般会計予算案(前年度比1%減)を3日開会した市議会定例会に提案した。
にぎわいの創出を目指し、近鉄榛原駅前に市営の複合施設を建設するため、用地買収費と基本設計費約1億5千万円を計上した。市の特産品を販売するコーナーや、観光案内所などを設ける構想があり、市の玄関口としてふさわしい施設にしたいといい、市は「地域商業の活性化や観光客の増加につなげたい」としている。
また、総合体育館の西側の市有地などに防災公園を整備する調査費として1200万円を計上した。公園は新たに買収する土地を含めて全体の広さは約5・8ヘクタール。将来は公園内に、宇陀市を中心にした県東部地域の観光の拠点となる宿泊施設の誘致を予定している。
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