【ガムシャラ バンビシャス】京都の次は 金沢武士団に借りを返す戦いだ
「40分間集中し、選手たちはよく頑張った。今シーズン最もいい試合。後半戦の分岐点にしたい」
2月28日の首位・京都との2戦目に勝利した衛藤晃平ヘッドコーチ(HC)はこう話した。
初戦は厳しいディフェンスで京都を封じ込めるも、わずか6点差での負けだっただけに、2戦目は初戦でつかんだ手応えを確実に勝利に結びつけた末の大きな1勝だった。
今季これまでに京都に2勝したのは全リーグ24チーム中2チームのみ。東地区の秋田と西地区のバンビシャスだ。この実績をみても昨季までとの違いは明らかだろう。
バンビシャスは現在プレーオフ進出ラインの8位。前節時点でゲーム差なしの9位だった福岡が連敗したため、ゲーム差が1に開いた。しかし、下位チームとの戦いが残り4試合の福岡に対し、バンビシャスは2試合。単純比較すると福岡が有利だ。衛藤HCも「首の皮1枚でつながっている状況」というように油断は禁物だ。
次節は、前半戦で京都に勝利した後、接戦しながら連敗を喫した金沢武士団戦(石川)。衛藤HCは「メンタル面の弱さが出ての敗戦だった。ここで流れを断ち切ってしまった」と振り返った上で、「ベテランぞろいでゲーム巧者の金沢に対し、メンタルをどう整えていくかが重要だ」と述べた。
終盤に入りブースターの声援も試合ごとに大きくなり、京都戦はアウェーだったが、過去3年で最多のブースターが詰めかけた。熱い声援を背に、金沢に借りを返す戦いを期待したい。
【次の試合】
金沢戦=5日午後6時、6日午後1時▷会場=加賀市スポーツセンター(石川県加賀市)
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