「おはなし隊」がやってきた 絵本読み聞かせ 県内巡回始まる
絵本約550冊を積んだキャラバンカーで全国を回る講談社の「全国訪問おはなし隊」が4日、奈良市と天理市の小学校を訪問し、県内の巡回がスタートした。地元ボランティアによる絵本の読み聞かせが行われ、教室は子供たちの笑い声や歓声に包まれた。
子供たちに読書の魅力を伝えようと、同社が平成11年から全国の小学校や幼稚園を巡回。各都道府県を1カ月単位で回り、奈良には9回目の訪問となる。
この日の午前中は、奈良市立大安寺西小学校で1、2年生約150人が、絵本と紙芝居の読み聞かせを楽しんだ。2年の村上侑梨さん(8)は「うどんとラーメンが勝負する話が一番面白かった。これから文字がいっぱいの本も読みたい」と笑顔で話していた。
おはなし隊は23日まで県内を巡回する。一般公開の日程は次の通り。
5日=平群町立図書館▽6日=都跡公民館、奈良市立西大寺北小学校▽12日=奈良市南福祉センター、ラックス奈良柏木店▽13日=川上村立図書館、木の子文庫▽19日=三洋堂書店大安寺店、同桜井店▽20日=桜井市立図書館、ラックス橿原店▽21日=コープみみなし、三洋堂書店香芝店▽23日=三洋堂書店榛原店。いずれも参加できるのは20人程度。詳しい情報は「おはなし隊」公式ホームページ(http://www.kodansha.co.jp/ohanashi/)でも確認できる。
(関西のニュースは産経WEST http://www.sankei.com/west/west.html)