暴力団「山口組」系組織の対立抗争に万全を 県警が集中取締本部
2016年03月10日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
警察庁が指定暴力団山口組と神戸山口組が対立抗争状態にあると認定したことを受け、県警は本部内に「六代目山口組・神戸山口組対立抗争集中取締本部」を設置した。情報収集や暴力団事務所周辺の警戒、取り締まりの強化を行う。
県警は県内で指定暴力団8組織、約146人の構成員を確認。うち山口組系は4組織約ふ28人、神戸山口組系が4組織約118人いるという。
各地で両組織にからむ発砲事件などが発生する中、県内でも先月25日に、大和郡山市の元事務所の門扉に車が突っ込む事件が発生しており、県警は建造物損壊容疑などで捜査するとともに警戒を強めている。
【関連記事】
【山口組分裂】厳戒のなか神戸山口組が本部で定例会…防弾チョッキ姿の捜査員も
【山口組分裂】もはや「抗争」10日間で12都道府県13件の事件発生…大阪・兵庫両府県警が警戒強める
新組織の神戸山口組、兵庫で山口組と勢力逆転 神戸山口組1160人、山口組270人
(関西のニュースは産経WEST http://www.sankei.com/west/west.html)