旧五條高校跡地に市庁舎新築移転へ 五條市が関連予算計上
2016年03月11日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
五條市は、市役所庁舎を旧県立五條高校跡地に新築移転する方針を決めた。県や国出先機関との合同庁舎にする方針で、関連予算6530万円を平成28年度当初予算案に盛り込んだ。
市の本庁舎は昭和36年完成で老朽化が進んでいるうえ、耐震性が確保されていないと指摘され、市は新庁舎建設を検討。平成26年には諮問機関「新庁舎整備研究委員会」が中央体育館周辺を候補地としたが、翌年2月に県と市がまちづくり包括協定を締結したのを機に、県や国出先機関との集約案が検討され今年2月、研究委が旧五條高校跡地を適地とする案を再答申していた。
市の28年度一般会計当初予算案は、27年度当初予算が市長選を控えた骨格予算だったため、前年6月補正後に比べ8%増の217億3千万円となった。
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