全小中学校に洋式トイレ設置へ 橿原市が28年度から2年計画で
橿原市は平成28年度から2年計画で、市立小学校14校に83基、中学校6校に25基のウォシュレット付き洋式トイレを計108基設置することを決め、28年度一般会計予算案に設置費の一部約3400万円を計上した。各家庭で洋式トイレの普及が進む中、保護者の要望が多かったという。
市は27年度補正予算案にもトイレの設計費約1千万円を計上。28年度には小、中で15基ずつ設置予定で、畝傍北小や晩成小、畝傍中、八木中などに取り付ける。29年度には小、中で計78基が設置され、これで設置済みの2小学校を含む全市立小中学校に洋式トイレが設置される。
設置費用は、市内に本社を置く三和澱粉工業が「教育振興に役立ててほしい」と市に寄付した2億円をもとに作る「かしはら元気っ子基金」の資金をあてる。
橿原市の28年度一般会計予算案の総額は425億3千万円で、前年度比0・7%減。
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