11人の写真家が大和の民俗テーマに競演 奈良町資料会で展示会
2016年03月11日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
県内で活動する写真家11人が「私がとらえた大和の民俗―衣―」をテーマに撮影した写真を展示する写真展が、奈良市の奈良町資料館で開かれている。
県立民俗博物館で毎年異なるテーマで開催していたが、今年は「より多くの人に見てほしい」と同資料館で開催。県内の民俗を中心に撮影を行っている写真家11人が、3枚の写真を通してそれぞれのテーマを表現。11人の〝競演〟を楽しめる。
展示されている写真のテーマは、祭りに見る女装▽子供のハレ着▽おばあちゃんの野良着▽極楽の使者▽エプロン―などさまざま。担当者は「写真はそれぞれの切り口から大和の人々の暮らしと感性に迫っていて面白い。表現の幅広さをぜひ見て楽しんでほしい」と話している。
22日まで、観覧無料。開館は午前10時~午後4時。展示に関する問い合わせは県立民俗博物館(☎0743・53・3171)。
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