好評?売り出し中 鴻ノ池運動公園のネーミングライツ 奈良市
奈良市は、市鴻ノ池運動公園に愛称を有料で付けられる「ネーミングライツ(命名権)」を導入する。31日まで法人、団体を対象にスポンサーを募集している。
契約期間は5~10年、最低契約金額は年1千万円。公園に加え、園内の球技場や体育館など9施設にも愛称を付けられる。庁内に審査委を設置して4月の審査で優先交渉権者を決定、10月1日から愛称を使用する。
同公園は前身の鴻ノ池球場が昭和30年に開業。サッカー・日本フットボールリーグ「奈良クラブ」のホームで、プロバスケットボールTKbjリーグ「バンビシャス奈良」の試合会場にも使われ、年間70万人以上が利用するが、運営管理費は年約2億円で「慢性的な赤字状態」(市スポーツ振興課)という。
仲川げん市長は「鴻ノ池運動公園の整備は重要。ネーミングライツ導入で民間の資源やノウハウ活用につなげたい」としている。
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(関西のニュースは産経WEST http://www.sankei.com/west/west.html)