六代目山口組・神戸山口組対立抗争集中取締本部が緊急会議 県警
2016年03月16日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
警察庁が指定暴力団山口組と神戸山口組が対立抗争状態にあると認定したのを受け、県警本部(奈良市)に設置された「六代目山口組・神戸山口組対立抗争集中取締本部」で15日、緊急会議が開かれた。
会議には県警幹部や各警察署の担当者ら27人が出席。取り締まりの徹底や警戒の強化について認識を共有した。
羽室英太郎本部長は訓示で、「今後、対立がさらに激しくなることも予想されるが、一気に両団体の弱体化を図るべきときでもある」と強調。「徹底して市民生活の安全を守るとともに、抗争の早期防遏(ぼうあつ=ふせぎとめること)と両団体の弱体化・壊滅につなげるべく全力を尽くしてほしい」と指示した。
【関連記事】
暴力団「山口組」系組織の対立抗争に万全を 県警が集中取締本部
【山口組分裂】厳戒のなか神戸山口組が本部で定例会…防弾チョッキ姿の捜査員も
【山口組分裂】もはや「抗争」10日間で12都道府県13件の事件発生…大阪・兵庫両府県警が警戒強める
新組織の神戸山口組、兵庫で山口組と勢力逆転 神戸山口組1160人、山口組270人
(関西のニュースは産経WEST http://www.sankei.com/west/west.html)