【学童野球】二上スポーツ少年団が初Ｖ マクドナルドトーナメント 奈良県知事杯大会
県内の少年野球１７チームが出場した「高円宮賜杯第３６回全日本学童軟式野球大会マクドナルド・トーナメント県予選大会兼第１６回県知事杯争奪選抜学童軟式野球大会」（県軟式野球連盟、産経新聞社など主催）の決勝戦が２７日、五條市の上野公園野球場で行われ、二上スポーツ少年団（香芝）が、柳本キングス（天理）を１―０で下し、初優勝を飾った。
初優勝を果たした二上スポーツ少年団
二上スポーツ少年団は立ち上がりから、得点圏に走者を進めるが、柳本キングスの堅い守りに決定打を欠き、両チーム無得点のまま終盤へ。だが六回、４番の柴田涼平選手が出塁して１死三塁のチャンスを演出。６番、工藤悠太郎選手の鋭い内野ゴロで柴田選手が好走塁を見せ、生還。先制点を奪い、この１点を守り抜いた。
柳本キングスは、エースの岡田幸成選手が五回まで走者を背負いながらも粘りの投球を見せたが、打線が相手の２投手に無得点に抑えられ、惜敗した。
二上スポーツ少年団の米谷和馬主将は「最後まで粘って勝つのが僕らの野球。優勝という念願の夢がかなってうれしいです」と感激。正井善隆監督も「焦りはあったが、接戦を制するという二上らしい理想のゲームができた」と顔を紅潮させていた。
柳本キングスの上杉洸斗主将は「全員野球で頑張った。大会を通して実力以上のものが出せたので全国大会でも県代表として頑張りたい」と話した。
二上スポーツ少年団は、８月に東京都で開かれるマクドナルド・トーナメントに、準優勝の柳本キングスは７月に和歌山県高野町で開かれる第２１回記念高野山旗全国学童軟式野球大会にそれぞれ出場する。
先制点にガッツポーズの柴田涼平選手（右）
準々決勝、準決勝の結果は次の通り。
【準々決勝】内牧ファイターズ（宇陀）３－０牧野ジュニアーズ（五條）
【準決勝】柳本キングス（天理）１－０奈良チャレンジャーズ（奈良）▽二上スポーツ少年団（香芝）４－２内牧ファイターズ（宇陀）
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（関西のニュースは産経ＷＥＳＴ http://www.sankei.com/west/west.html）
優勝を果たしダイヤモンドを１周する二上スポーツ少年団の選手
