山水図の魅力を紹介 奈良市の大和文華館で３０作品展示
2016年03月29日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
さまざまな山水図を紹介する「山水－理想郷への旅」展が、奈良市学園南の大和文華館で開かれている。国内と中国、朝鮮の作品約３０件を展示している。４月１０日まで。
浦上玉堂の「澗泉松声図」（大和文華館提供）
時代とともに変化してきた理想的な山水風景を表現した絵画の魅力を紹介。国内では伝周文筆の「山水図屏風」（重要文化財、室町時代）や、円山応挙の「東山三絶図」（江戸時代後期）、山本梅逸の「高士観瀑図」（同）、浦上玉堂の「澗泉松声図」（同）などを展示。中国では明や清時代の作品が並んでいる。
月曜休館。入館料は一般６２０円、高校・大学生４１０円、小・中学生無料。問い合わせは同館（☎０７４２・４５・０５４４）。
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