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【高校野球】智弁、決勝戦もサヨナラで初V 悲願の頂点に喜び満開


 第88回選抜高校野球大会最終日の31日、智弁学園は決勝で高松商(香川)と対戦した。二回に先制したが八回に同点とされ、1-1のまま延長戦に突入。十一回に村上の中越え適時二塁打が飛び出し、準決勝に続く2試合連続でのサヨナラ勝利。春夏通じて甲子園初優勝を飾った。試合終了の瞬間、球場全体が割れんばかりの大歓声にわき、アルプス席は生徒や父母らが涙を流して悲願の初優勝を喜んだ。イニング優勝

 二回に先制の好機が訪れた。1死一、三塁で中村の二ゴロ併殺崩れの間に村上が生還し、幸先のいいスタートを切った。中村の父、啓司さん(50)は「(野手の)間を抜けてほしかったが、先制点につながるプレーができてよかった。上位打線がマークされているので、息子ら下位打線が奮起してほしい」と追加点に期待を寄せた。

初優勝が決まりくす玉を割って祝福する参加者

初優勝が決まりくす玉を割って祝福する参加者

 1回戦から連投の村上はこの日も好投。だが八回に同点に追いつかれた。吹奏楽部長の小林千華さん(16)は「選手たちはすごく苦しいと思うので、応援で後押ししたい」と演奏に力を込めた。

 延長十一回、アルプス席が総立ちで声援を送る中、2死一塁で村上の打球はセンターの頭上を越え、一走高橋が一気に生還。サヨナラでセンバツ初優勝をたぐり寄せた。投打で大活躍の村上の母、良子さん(45)は「最後に打ち、完投できたのも支えてくれた部員みんなのおかげ。夏にもう一度、甲子園に戻ってきてほしい」と、何度も部員たちへの感謝の言葉を口にしていた。

 小坂将商監督の話「粘り強く戦えた。接戦を多く経験することで、我慢できるようになった」。

地元・五條市の応援会で歓喜のくす玉

 智弁学園の地元・五條市では、市主催の応援会が市中央公民館で開かれ、約100人の市民らがテレビ中継を観戦、声援を送った。

 「優勝を目指して!頑張れ智弁学園!!」との横断幕が張られた会場では、市民らが配布された赤いメガホンとうちわを手に、テレビ中継を見守りながら「打て打て」などと声援。初優勝が決まると、会場は歓喜の渦に包まれ、くす玉を割って祝福した。

選手の活躍を喜ぶ応援会の参加者

選手の活躍を喜ぶ応援会の参加者

 北宇智地区自治連合会長の福岡恒一郎さん(72)は「実力のあるチーム。さすがだ」と語り、智弁学園出身で市職員の米田崇悦さん(25)は「点を取られる気がしなかった。サヨナラで勝つと思っていた」と喜んだ。

 ユニホーム姿で応援した少年野球チームの男児(11)は「最後に決めてくれてかっこよかった」と話していた。

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(関西のニュースは産経WEST http://www.sankei.com/west/west.html)

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