【ガムシャラ バンビシャス】「勝負の1カ月」 bjリーグ3年間の成長を勝利で示せるか
ホーム、アウェー合わせて残り3節(6試合)を残すのみとなった。前節は大阪の激しくタイトなディフェンスからスチールとボールを狙われ、流れをもっていかれる展開になり、最後まで立て直せず連敗となった。一方、9位だった福岡は広島に連勝したため、バンビシャスは9位に後退し、8位の福岡とのゲーム差は1になった。
大阪戦で両日ともにトップスコアの活躍をみせたジュリアス・アシュビーは「ターンオーバーが課題。40分間、高いパフォーマンスを続けることが重要」と話す。
次節、福岡は試合がないが、バンビシャスを1ゲーム差で猛追する10位の大分は広島(12位)と対戦する。バンビシャスは、首位争いを繰り広げる島根との対戦だが、勝敗次第で順位が変動するため、負けるわけにいかない。衛藤晃平ヘッドコーチは「各チームの色があるが、バンビシャスの強みは、チームディフェンスとチームオフェンス。ミスが出るとこの強みがすべて消えてしまう」と、ミスの怖さを語る。その上で、プレーオフ進出に向け、「キーになるのは調子を上げてきた年長の桝本純也、本多純平、寺下太基の3選手」と断言した。「勝負の1カ月」で、厳しい戦いを勝ち抜くだけの強いメンタルを兼ね備えた選手に期待がかかる。
bjリーグのラストシーズン、3年目のバンビシャス。ここまでの成長を勝利で示してほしい。
【次の試合】
島根戦=2日午後6時、3日午後2時▽会場=奈良市中央体育館
この試合は「スクアドラプレゼンツ」として開催。中学生以下対象のフリースロー大会も実施する。詳しくは公式ホームページhttp://bambitious.jp/で。
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