奈良市はダンスで歓迎 入社式、辞令交付式 新社会人始動の春
新年度が始まった1日、県内の官公庁や企業でも一斉に辞令交付式や入社式が行われ、多くの若者が社会人として新たなステージへ踏み出した。
県庁では20~37歳の新規採用職員115人が辞令交付式に出席。荒井正吾知事は「県庁の仕事はいろんな分野があるが、サービス会社に入ったと考えていただきたい。『県民の役に立つぞ』という目標を持ってほしい」と訓示した。
広報広聴課に配属される中村恒太さん(23)は「県民へどんな貢献ができるか念頭に置きながら働きたい」。技術管理課に配属される丸屋加奈子さん(22)は「学んだことを生かしてがんばりたい」と抱負を述べた。
一方、奈良市役所の辞令交付式では一風変わった光景も。新規採用職員約70人の前で市職員のダンスチーム「八重桜」が歓迎の踊りを披露したほか、市のマスコットキャラクター「りにまね」も登場し、新たな門出を祝った。
南都銀行研修センター(奈良市)でも同行の入行式が行われ、新入行員113人が出席。大阪支店に配属予定の白井星来さん(23)が「地域のお客さまに貢献できることを誇りに業務に励み、プロとしての自覚と責任、強い精神力を持って、積極的に挑戦します」と力強く宣誓した。
新入行員は来月11日まで研修で銀行業務の基礎知識などを学び、同12日から各支店に配属される。
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