【高校野球】一戦一戦成長した 学校で智弁ナインのセンバツ優勝報告会
第88回選抜高校野球大会で初優勝を果たした智弁学園(五條市)の優勝報告会が7日、同校で行われ、約千人の関係者が選手らを盛大に祝福した。3年の岡沢智基主将は「これで満足せず、春夏連覇を目指したい」と語った。
選手らは紫紺の優勝旗とともに、会場の講堂に入場。岡沢主将から手塚彰校長を通じ、生徒会長の高見侑門さん(3年)に優勝旗が手渡されると、会場からは盛大な拍手が送られた。
藤田清司理事長は「智弁学園の歴史に大きな大輪の花を咲かせてくれた」と祝福。県高野連の池住寿弘会長は「選手、監督、スタンドの応援団が心一つに、一体感があった。高校生であることを忘れず、もう1本の旗を取ってほしい」と述べた。
小坂将商監督は「一戦一戦ごとに生徒たちが成長していった。先代の上村監督も喜んでくれていると思う」と話し、岡沢主将は「春夏連覇できるよう、48人全員で一生懸命頑張っていく」と早くも夏に向けて気持ちを切り替えていた。
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