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春日大社元権宮司の岡本さん、「大和のたからもの」出版 美術工芸に焦点


 近世・近代の美術工芸を中心に大和の美を紹介する岡本彰夫・元春日大社権宮司(61)の新著「大和のたからもの」(淡交社、税別1600円)が発刊された。昭和の陶芸家、黒田壺中や絵画、陶芸、書を手がけた朱北樵など、奈良にゆかりがあるが知られていない人について記している。

発刊された「大和のたからもの」

発刊された「大和のたからもの」

 奈良は古代から神仏の都で、さまざまな美術・工芸が生まれた。だが千年以上のものばかりが注目されがちで、研究が不十分な近世・近代の作品や匠について知ってもらおうと執筆。奈良生まれの写真家、桂修平さんの写真で作品を紹介している。

 美術工芸では、明治に春日大社の「春日右方絵(画)所預」に任じられた絵師、和田貫水や、「鹿を描けば右に出る者なし」という江戸時代後期の絵師、内藤其淵らの作品を掲載。知られざる匠たちにも光をあてており、畝傍山麓に窯を築き、人形を中心に制作した黒田壺中については常に研究、作陶に没頭した「清貧の陶芸家」として紹介。また、朱北樵は中国に渡った経験もあり、その作域は幅広いという。

岡本彰夫さん

岡本彰夫さん

 岡本さんは「美術工芸品は文化の尺度で、奈良では1300年間断絶していない。ただ、名工でありながら評価されなかった人たちもおり、名を残しておきたい」と話していた。

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(関西のニュースは産経WEST http://www.sankei.com/west/west.html)

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