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「つらい人の支えになって」 奈良いのちの電話協会が相談員募る


 さまざまな悩みを持つ人の電話相談に年中無休で対応している「奈良いのちの電話協会」(奈良市)が、電話相談員を募集している。21歳以上70歳未満で、ボランティアとして活動できる人が対象。1年5カ月の養成講座を受講する必要がある。担当者は「身近に相談できる人がいない人の支えになってほしい」と話している。

 「奈良いのちの電話」は昭和54年11月、全国で8番目に開設された。「24時間眠らぬダイヤル」として、これまでに77万人が利用。「仕事や介護で行き詰まっている」「もう生きる気力がない」などと訴える相談者に対し、電話を通じて支援している。

 以前は300人以上の相談員がいたというが、現在は約200人に減少。だが、平成26年度の相談件数は約2万件にも上っており、相談員数不足は深刻だ。「電話を置くとすぐに次のコールがかかってくる状態」(同協会)という。

 相談員には仕事と両立させ、夜間や土日のみ活動する人も。担当者は「生きにくい社会の中でもがき、しんどい思いをしている人にとって、自分の話を聞いてもらえるだけでも心の重荷が少し軽くなることもある。ぜひ、活動に参加してほしい」と話している。

 養成講座は、前期(5月7日~7月23日)と後期(9月3日~11月19日)の2期あり、原則として毎週土曜の午後2時~4時半。このほか、個別指導などを行う「体験実習コース」が12月~来年9月の毎月2回予定されている。場所はNID会館(奈良市)で、受講料は各期2万5千円(実習費は別途必要)。体験実習は1万円。申し込みは25日まで。募集は50人。問い合わせは同協会(☎0742・35・0500)。

 「奈良いのちの電話」の相談ダイヤルは(☎0742・35・1000)。匿名で利用可能。協会は「電話をかけてきた人の秘密は守る。つらい思いを抱え、話を聞いてもらいたい人は相談してほしい」としている。

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(関西のニュースは産経WEST http://www.sankei.com/west/west.html)

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