【生け花】「初夏のおとずれ」(華道未生後流) 三花十三葉の妙
2016年04月16日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
中田清甫(華道未生後流)
【花器】焼杉水盤
【作意】庭先でイチハツを見つけ、初夏のおとずれを感じながら、三花十三葉で生け、今、芽吹いたばかりの水芭蕉を添えてみました。
イチハツは乾燥に強いため、昔は茅葺屋根の棟にたくさん植え屋根を締め付けて守り、火災や大風の魔よけという意味もあったそうで、川崎市立日本民家園に、屋根にイチハツが植えられている清宮家住宅が保存されています。
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