2歳児ケース閉じ込め死事件 生駒市教委が検証委員会設置へ 再発防止など協議
2016年04月19日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
生駒市教委は18日、2歳男児がプラスチックの収納ケースに閉じ込められて死亡し、父親が殺人容疑で逮捕された事件について、有識者による「検証委員会」を設置すると発表した。5月下旬に第1回会合を開き、年度内にも報告書をまとめ、公表するという。
市によると、委員会は児童虐待の問題に精通した弁護士や大学教授ら3~4人で構成。市の初期対応が適切だったかどうかなどを検証し、再発防止に向けた取り組みを検討するという。
委員の人選はこれからで、担当者は「同様の事件が繰り返されることのないよう、さまざまな角度からすみやかに協議したい」と話した。
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