部下に全裸撮らせて「写真の練習」数十回 五條署の巡査部長が戒告処分
五條署の50代の男性巡査部長が、部下の20代の男性警察官に自分の全裸写真を撮影させるセクハラ行為をしたとして、県警が戒告の懲戒処分にしていたことが22日、わかった。処分は3月31日付。
県警によると、巡査部長は平成26年3月から男性警察官と2人で当直勤務になり、同年夏頃~27年2月の当直勤務の際に数十回、交番の休憩室で「写真撮影の練習」などとして、デジタルカメラを渡し、自分の全裸写真などを撮影させた。
今年2月から再び同じ職場での勤務が決まった男性警察官が1月末、上司に相談して発覚。県警によると、巡査部長は18年にも部下の男性警察官に下半身を見せるなどのセクハラ行為をしたとして、本部長訓戒の処分となっていた。
県警監察課は処分を公表しなかった理由について、「男性警察官のプライバシー保護のため」とし、「規律保持の徹底に努める」としている。
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