安堵町制30周年記念式典盛大に 町民憲章制定も
2016年04月26日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
安堵町が町制施行30周年を迎え23日、トーク安堵カルチャーセンターで記念式典が行われた。
町の前身の安堵村は明治22年に東安堵、西安堵、笠目、窪田、岡崎の5村が合併して発足。昭和61年4月に町制がスタートした。面積は4・31平方㌔と小さな規模の町だが、一時大阪府に編入された奈良県の再設置運動に尽力した今村勤三や、近代陶芸の巨匠で人間国宝の富本憲吉を輩出した。
式典は勇壮な太鼓の音色で開幕。あいさつに立った西本安博町長は「先人の功績を糧に、将来にわたり輝くまちにすることはわれわれの責任。ますますの町の発展のために協力をお願いしたい」と式辞を述べた。
町は30周年を機に、「ほっと安堵できるまちを目指す」ことを目標とした5項目の町民憲章を制定。安堵小と安堵中の児童・生徒が朗読して披露した。
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