有名シェフが腕振るう「食で旅する奈良」 18日からフードフェス
奈良の食材を使った有名シェフらによる料理などが楽しめる県内最大級のグルメイベント「奈良フードフェスティバル2015 シェフェスタ」が9月18日から10日間、奈良市の奈良公園で開かれる。秋空のもと、シェフや県内の人気店によるえりすぐりの〝奈良の味〟が堪能できる。
地域活性化を目指す地元企業などでつくる実行委員会が主催。県産食材のPRやシェフと生産者の交流を目的に始まり、今年で7年目を迎える。昨年は奈良公園と馬見丘陵公園(河合町)の2会場で実施し、約22万6千人が訪れたという。
今年のテーマは、「食で旅する奈良」。県内各地域で生産された食材の料理を食べて、奈良を旅行したような気持ちになってもらうのが狙い。担当者は「県の南部東部にはおいしい魅力的な食材がいっぱいある。食べた後は、ぜひ実際にその土地に足を運んでみてほしい」と話している。
会場には県内のほか、東京や大阪、兵庫の有名店のシェフも、大型のキッチンカーでそれぞれ奈良の食材を使った自慢の一品を提供する「シェフズキッチン」が登場。日替わりのスペシャルメニューを楽しめる。

昨年の調理の様子
このほか、焼きたてのピザを提供する「青空ピッツァ」や、県内のレストランが日替わりでパスタやランチプレート、弁当を用意する「青空キッチン」なども。26、27日の午前10時~11時には、子供向けに無料のピッツァ作りの体験も行われる。
「奈良フードフェスティバル」は馬見丘陵公園でも10月3日から16日間、開催される予定。実行委は「地元の人や県外の人に奈良食材の魅力を味わってもらい、地域を盛り上げたい」としている。イベントに関する詳しい問い合わせは、実行委員会(電0743・71・7710)。
【関連記事】奈良は「食の不毛地帯」ではありません! 地元食材使ったフードイベント
【関連記事】これぞ「地産地消」…奈良県庁前で「キッチンカー」週2回ランチ、ディナーを提供
【関連記事】【奈良 おもてなしの達人(1)】「料理は味だけでなくストーリーが必要」フレンチレストラン「ル・ベンケイ」
【関連記事】ミシュラン関西、三つ星は今年も14店 菊乃井本店、吉泉、吉兆嵐山本店…
【関連記事】【関西の議論】海がない「奈良」でも魚をふんだんに使った「殿様料理」
(関西のニュースは産経WEST http://www.sankei.com/west/west.html)