熊本地震復興支援、格差是正の宣言採択 メーデー奈良地方集会
「第87回メーデー奈良地方大会」(同実行委員会主催)が29日、奈良市の県庁前広場で開かれ、男女間や正規・非正規間の雇用格差是正や、熊本地震への復興支援などを盛り込んだ宣言を採択した。
大会には、約8千人(主催者発表)が参加し、荒井正吾知事や仲川げん・奈良市長らも出席した。
連合奈良の小山淳二会長は最低賃金の地域間格差などを指摘し、「暮らしの底上げをし、働くことを軸とする安心社会の確立を実現する」とあいさつ。民進党県連代表の前川清成参院議員は、教育や子育て支援の必要性を強調し「生活者目線の政治を取り戻さないといけない」と述べた。
参加者はその後、奈良公園周辺をデモ行進した。会場では、熊本地震の義援金が集められたほか、東日本大震災と紀伊半島豪雨の被災地の物産販売も行われた。
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