【学童野球】奈良ジュニアファイターズ劇的サヨナラV 奈良市長杯大会
22チームが参加した第36回奈良市長杯学童軟式野球大会の決勝戦が30日、奈良市の柏木球技場で行われ、奈良ジュニアファイターズが西大寺ドリームズに3―2でサヨナラ勝ちし、2年ぶり4回目の優勝を果たした。
試合は両チームの先発投手が粘りの投球で得点を許さない緊張した展開で、八回からは無死満塁から始まるタイブレーク方式の延長戦に突入。
九回表に2点を先取された奈良ジュニアファイターズは、その裏1番川村拓也主将の鮮やかなセンター返しでランナー2人が生還し同点とすると、続く2番松本大輝選手が右翼手の頭を越える長打を放ち、劇的なサヨナラ勝ちを決めた。
西大寺ドリームズは七回、八回に無死満塁のピンチをしのぎ、九回に2点を先制したが、守りきることができなかった。
奈良ジュニアファイターズの川村主将は「自分が打たなければと思っていた。チームもミスなく守ってくれてよかったです」と笑顔。俵本寿之助監督(45)は「選手がどうにかしてくれると信じていた。『よくやった』と言ってあげたい」と話した。
優勝した奈良ジュニアファイターズは9月に桜井市で開かれる第17回ろうきん杯学童軟式野球選手権大会に出場する。
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