より深く地元を知ろう 記紀・万葉ウオーク 10月から
古事記や日本書紀、万葉集ゆかりの場所を歩く「記紀・万葉ウオーク~観光ボランティアガイドと歩く・なら」が10月3日から来年3月まで、県内各地の全13コースで実施される。ガイドの解説を聞きながら、聖徳太子ゆかりの地など巡ることができる。

昨年開催の万葉ウオークで、橿原市内を巡る参加者ら
より深く奈良を味わってもらおうと、県内のボランティアガイド団体でつくる「県観光ボランティアガイド連絡会」が平成23年度から毎年開催し、今年で5回目。
13コースのうち、6コースは聖徳太子の足跡をたどるコース。田原本町での「聖徳太子ゆかりの法貴寺を訪ねる」(約6キロ)や、斑鳩町で「斑鳩の里 魅力再発見」(約8キロ)―など、さまざまな角度から聖徳太子の足跡に迫る。
「1回完結コース」も7コース用意。大津皇子が辞世の句を詠んだとされる磐余(いわれ)池(推定地)などをたどり、面影を偲ぶ「大津皇子への挽歌―時代の舞台を歩く」(約7キロ)や、奈良公園周辺の句碑など巡る「青丹よし奈良の都の歌めぐり」(約7キロ)―などがある。
コースごとに申し込み方法が異なる。問い合わせは、各開催地の観光協会など。イベント全体の問い合わせは、県観光局ならの魅力創造課内の県観光ボランティアガイド連絡会事務局(電0742・27・8974)。
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