【学童野球】下田スポーツ少年団がサヨナラでV ろうきん杯大会
第17回ろうきん杯学童軟式野球選手権大会(近畿労働金庫奈良地区統括本部など主催)の決勝戦が11日、桜井市の芝運動公園野球場で行われ、下田スポーツ少年団(香芝)が3―2で生駒GKブロッカーズ(生駒市)にサヨナラ勝ちし、優勝を果たした。
下田スポーツ少年団は10月15日から兵庫県などで開催される佐川印刷旗第10回近畿学童秋季大会に県代表として出場する。
下田スポーツ少年団は同点の五回、2死走者無しの場面で1番大城がランニング本塁打を放ち勝ち越しに成功。七回も2死無走者の同じ場面から、またも1番大城の打席。外角高めのボールをフルスイングするとボールは外野の頭を越え、これがサヨナラ本塁打となり試合を決めた。
生駒GKブロッカーズは投手陣が強打の下田スポーツ少年団を相手に六回まで2失点と粘りを見せたが最後の一球に泣いた。
下田スポーツ少年団の酒井優夢主将(6年)は「みんなが繋がって一つになってくれた。近畿大会は前回準決勝で負けてしまったので今度は優勝したい」と笑顔。サヨナラ本塁打を放った大城志琉君(6年)は「アウトコースの球を狙って素直に打つことができて、気持ちよかったです」と顔を紅潮させていた。
準決勝の結果は次の通り。下田スポーツ少年団5―0牧野ジュニアーズ(五條)▽生駒GKブロッカーズ3―1小林ビートルズ(郡山)
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