市町村の連携が国を変える 地域フォーラムで知事と首長が話し合い
2015年09月25日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
医療や介護、まちづくりなど県民にとって身近な地域の課題を、知事や市町村長らが話し合う「平成27年度第1回地域フォーラム」が御所市のアザレアホールで開かれた。
県政に対する県民の理解を深め、地域課題の解決の一助にしようと、県が2年前から開催。22日に開かれたフォーラムには荒井正吾知事のほか大和高田、御所、香芝、広陵の各市町長がパネリストとして出席。市民ら約220人が参加した。
フォーラムでは、県と市町村が連携・協働して地方自治を進める「奈良モデル」について、荒井知事が説明。「県と市町村だけでなく、市町村間の連携も重要」とし、「ごみ処理施設の共同利用などが効率化につながる」と話した。
パネリストの1人として参加した大阪市立大の嘉名光市准教授は「市町村間の連携は、国のあり方を変えていく動きにつながる」と話していた。
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