當麻寺にシャガール 1日から「葛城発信アートFAIR2015」
葛城市の當麻寺などで11月1日から7日まで「葛城発信アートFAIR2015」が行われる。市の文化遺産や展示施設に公募の芸術作品など800点以上を展示して、期間中の町を美術館化しようという試みだ。
第1回の今年の目玉は国宝の當麻寺本堂に飾るマルク・シャガール(1887~1985年)や草間彌生(1929年~)の作品。シャガールは60号(109.9センチ×125.1センチ)の大作「聖書の光景」で、1980年ごろのもの。草間は「Self―portrait 2011」(45.2センチ×39.0センチ、シルクスクリーン)など10点。
実行委員の洋画家、弓手研平さんは「地元に根ざし1400年守られてきた国宝に、初めてアートを飾ることで生活のなかにアートを取り入れるということを示し、町おこしにつなげたい」と語る。問い合わせは葛城アートフェア実行委員会(☎0745・48・2811)。詳細はホームページhttp://katsuragi-artfair.com/
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