和と洋の楽器がコラボ 「いこま国際音楽祭」開幕
世界で活躍する音楽家が演奏を披露する「第6回いこま国際音楽祭」の「ガラコンサートPart1」が3日、生駒市のたけまるホールで開かれ、約300人がそれぞれの楽器が奏でる美しい音色に聞き入った。
市民ボランティアらによる音楽祭実行委などが主催。「世界はともだち 音楽でつむぐ平和の祈り」をテーマに、6人の演奏家がモーツァルトのオペラ「魔笛」や日本の童謡「ちいさい秋みつけた」などさまざまな楽曲を演奏。フルートやピアノ、尺八、和太鼓が織りなすメロディーに会場は大きな拍手で包まれた。
また、韓国の伝統舞踊「サルプリ」や音楽劇も披露された。音楽祭の音楽監督を務め、現在ドイツ在住のピアニスト、韓伽倻さんは「東洋と西洋の楽器による世界の音楽を楽しんでほしい」と話していた。
大阪市の会社員、藤亜由美さん(33)は「フルートの音色に癒やされました」と堪能した様子だった。同音楽祭のコンサートは7、8日にも同ホールで行われる。
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