マックスバリュJR奈良店が「KOHYO」に、20日新装開店 生鮮食品など充実
京阪神を中心に、「KOHYO」「マックスバリュ」ブランドのスーパーマーケットを約60店舗展開しているイオングループの光洋(大阪市西区)は17日、奈良市のJR奈良駅ビル「ビエラ奈良」1階のマックスバリュJR奈良店について、KOHYOブランドで20日午前9時に新装開店することを明らかにした。新たな店舗では生鮮食品の品ぞろえを増やすほか、地元産野菜の販売やスイーツ売り場を新設するなどグレードアップを図るという。KOHYOブランドとしては県内初出店。この改装に伴い、マックスバリュJR奈良店は18日午後7時に閉店し19日は全面休業する。
同社の発表によると、農産物売り場では、「大和まな」や「結崎ネブカ」など大和野菜や地元産品を充実。水産物は鮮魚にこだわった魚介類をそろえ、店内焼きあげの「自家製焼き魚」も並べる。精肉売り場では国産黒毛和牛なども豊富に取りそろえ、豚肉や鶏肉も上質な商品を販売する。
新装を機に厨房機器を増設し、惣菜や弁当類はよりおいしさを求める消費者のニーズに応える品ぞろえを目指すという。また、ドーナツやワッフルなどのスイーツの売り場を新設する。
このほか、訪日外国人ら観光客が大勢訪れる立地を考慮し、店内表記は英語、中国語、韓国語も加え、これまで要望が寄せられていたキャラクターグッズなどを販売するコーナーを設ける。
21日以降の営業時間は午前7時から午前0時。
同店の周辺では「イズミヤ」や「関西スーパー」など食品を主力とした複数のスーパーが立地しており、奈良市内中心部での〝激戦区〟。周辺では居住人口が増えマンション計画もあり、良質な商品を求める消費者のニーズが高い。
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