「両国の良好な関係を」、橿原市が韓国・釜山経商大学校と協力
2015年11月20日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
橿原市は韓国・釜山市の釜山経商大学校と、文化・人的交流を行うための連携協力の覚書を締結した。市が韓国の学生受け入れに協力するほか、大学校側が国際交流に協力するとしている。
釜山経商大学校は1980年に開校し、学生数約2700人。経済人らの育成をめざす実務型の大学校で毎年、1回生が中国や日本(九州)で研修旅行を実施。新たに大阪周辺での研修先を検討する中、外国人旅行客誘致をめざす橿原市と覚書を締結することになった。
覚書の調印式は橿原市の今井まちなみ交流センターで行われ、森下豊市長と韓百龍総長が覚書に調印。森下市長は「われわれの関係が、日韓両国の良好な関係につながるように望んでいます」、韓総長は「連携が長く、しっかりと発展するように願っています」と述べた。
釜山経商大学校の学生は10月からいくつかのグループに分かれて橿原市を訪れており、市内の観光地や公的施設、企業などを見学。計約千人が橿原市を訪問するという。
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