橿原高生が中国語の発音教わる 台湾の生徒と交流
台湾の中興大学付属高級中学の生徒32人が県立橿原高校(石井宏典校長)を訪れ、授業参観や茶道体験などを通じて交流した。
学校間の国際交流を促進しようと県が実施している訪日教育旅行学校交流会として実施。橿原高側は吹奏楽部の演奏とともに出迎え、歓迎セレモニーでは生徒会長の竹本晴紀さん(17)が「日本と台湾の学校の違いを感じ、日本の高校生活を楽しんでください」とあいさつ。中興大付属1年の黄筠婷さん(15)も「今日ここに来られたことをうれしく思います。たくさん交流したいので、よろしくお願いします」などと流暢な日本語を披露した。
その後、中興大付属の生徒らは2人1組で橿原高の2年生の授業に参加。蔡紹云さん(17)と林佳穎さん(16)は英語の授業で英単語を中国語に訳し、橿原高の生徒らに中国語の発音を教えていた。
蔡さんは「日本の学生は真面目に私たちの話を聞いてくれてうれしかった。楽しい時間を過ごしました」。橿原高2年の中本彩恵さん(17)は「漢字は見たことがあるものが多かったけど、発音が全然違っていて面白かった」と話していた。
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(関西のニュースは産経WEST http://www.sankei.com/west/west.html)