おすもうさんと一緒にぺったんこ 近大付属幼稚園でもちつき大会
2015年12月6日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
子供たちに日本の伝統文化に触れてもらおうと奈良市の近畿大学付属幼稚園で5日、石臼と杵を使った餅つき大会が開かれた。近大相撲部の部員らも参加し、園児らは「よいしょー」のかけ声に合わせて懸命に杵を振り下ろした。
餅つき大会は昭和43年から始まり、今年で47回目。3~6歳の園児135人と近大相撲部員3人、保護者35人が参加した。蒸した餅米24キロが用意され、園児らは相撲部員の助けを借りながら両手で杵を持ち、石臼に入れられた餅米を、順番に力いっぱいについた。
つきあがった餅は保護者らが教室で小さく丸め、園児らはきな粉やしょうゆをつけて食べ、ひと足早い正月気分を味わった。
参加した島田雄登君(5)は「お相撲さんとぺったんぺったん餅をつくことができて楽しかった」。近大相撲部1年の上原昌さん(19)は「子供と触れ合う機会が少ないので新鮮な気分。子供たちが相撲に興味を持ってくれたらうれしいです」と話した。
【関連記事】
おまわりさんありがとう 葛城の保育所の子供たちが手作りプレゼント
(関西のニュースは産経WEST http://www.sankei.com/west/west.html)