生駒市の給食にまた異物 何者かが混入させた可能性 生駒署に被害届
2015年12月15日 産経新聞奈良支局 最新ニュース
生駒市は14日、全市立小中学校(20校)の給食を作っている学校給食センターで、調理中のチンゲンサイにあめの包装紙(9×6・5㌢)7枚分を半分に切った14枚が混入していたと発表した。
混入が判明した時点ですでに配膳済みだった上中学校3年生とあすか野小学校2年生の児童、生徒と教師計192人が食べたが異物は見つからず、児童らに異常などはなかったという。市は何者かが故意に混入させた可能性があるとみて、生駒署に被害届を提出した。
市によると、見つかった包装紙はセンターの休憩室に常備されているあめの袋。洗い終えたチンゲンサイの箱を開けた際に見つかった。当時42人が勤務中で、報告を受けた市はチンゲンサイを入れた料理を配膳中止にし、午後から全校を休校。市教委で調理員の面談調査を始めた。
生駒市では9日にも、市立生駒小の給食に床材のプラスチック片が混入することが起きたばかり。市は15日以降、2学期中は全校で午後は休校とし、給食を一時中止することを決めた。
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